「ランニングペースを上げたい」「スピード練習をしてみたい」
ランニングを始めて少しずつ距離を伸ばしてくると、次は速いペースで走れるようになりたいと思ってきました。
他の人と比べても仕方ないのですが、ギュイーンと追い越されてしまったりすると、ジョギングペースから1段レベルアップしたくなるんです。
スピード練習をすることは、さらに長距離走るための力にもなると思い、全力でトレーニングに挑みました。
そして、大切なことをまたひとつ学びました。
ナイキランクラブのスピードランとは?
ランニング記録に使っているNike+ Run Clubのランニングプランで、「スピードラン」というメニューがあります。
スピードランとは、短距離の全力疾走を繰り返して、自己最速ペースに磨きをかけるのを目的としたトレーニングです。
私の5週間のランニングプランで3回のスピードラントレーニングが組み込まれているのですが、それぞれ距離と回数が違います。
- 4×400m
- 9×200m
- 5×800m
4×400mだと、400mを速いペースで走って休憩時間を挟んで、400mを走るというのを4回行います。 距離や繰り返す回数を変えながら繰り返しトレーニングを行うことで、長い距離を速いペースを維持しながら走れるようになってくるようです。
30代女子がスピードランで全力疾走!
これまでやったことのないトレーニングに緊張しつつ、いつもより入念にストレッチをして、軽くランニングをして身体を慣らしてから全力疾走に備えます。
陸上選手がやっているのをイメージしながら、走る前にシュッシュッ!と腿上げをしてみます。 イメージは膝を高く上げて、リズミカルに軽く足を動かしているのですが…
あれ?足が上がらない?何だかスロー再生のようですが?
さて、準備が整ったところでいざスピードランに挑戦。全力疾走で400mを走ります。距離も短いし、目標ペースは4分台前半です。
…スタート!
軽やかに駆け出して、徐々に足を速めて、自分の中でのトップスピードに上げていきます。スピードを維持しながら、目指す距離は400mです。
事前に地図アプリで、直線で400m走れる場所を探してありました。スタート地点から次の信号までで約400mなのですが、信号がなかなか近づいてきません。
あ、やっと見えてきたと思ったら時にはもう、ゼーゼーはーはー。ガタガタとペースが落ちて、何とか次の街灯まででも…と思いつつも力尽きて歩いてしまいました。
その距離300m・・・
先日の親子マラソンイベントで、息子に「諦めないで頑張れ!いける!そうそう!」と叱咤激励をしていたのに、自分はこんなにも情けない。「もう無理ー」と言いながらも4km完走した息子とは比べ物にならないほどの精神力の弱い自分に呆れます。
何とか4回繰り返してトレーニングを終了しました。
スピード練習ランニング記録
タイム 06:01
走行距離 1.18km
平均ペース 5'05''
スピードランの400m。それは30代初心者ランナーにとっては短いようで長く険しい道のりでした。
目標にしていたペース4分台前半なんて全く届いていません。昔は・・・と子どもの頃に軽やかに駆けていた事は、記憶には残っていても身体は同じようにはいかないですよね。
1回目から4回目までの記録も見てみましょう。
- -'--'' 0M
- 4'46'' 322M
- 4'47'' 255M
- 4'50'' 284M
- 5'28'' 323M
1回目はアプリの操作を間違えてスタートしてすぐに止めてしまったので、2回目から4回目の記録でみてください。
どれも目標の400mを走り切れていないんですよね。
これ、私完全にやり方を間違えました。400m走れるだけのスピードでやらないといけないですよね?「全力疾走」する事で頭がいっぱいになってしまっていました。
トレーニングを終えて自宅のほうへ戻るだけでもフラフラ。それだけ全力を出し切ってスピードランに挑んだ結果、足を痛めてしまいました・・・。
ひねったりしていないのに、足首のあたり、正確には足首とかかとの間の左右のくぼんだ所が痛みます。
先輩ランナーから、スピードラン練習は怪我をしやすいから、7〜8割くらいの力でやったほうが良いとアドバイスをいただきました。また失敗して、またひとつ学びました。
怪我をしないで健康的にランニングを続けられるように気をつけます。反省。
練習を繰り返し行う事で、30代のこの身体も変わってくるのでしょうか?