足の故障、本当に辛いですね。
一体いつまで痛みが続くのか、先の見えない不安に襲われて、何かせずにはいられなくなります。それで何かして、また痛みがぶり返して、結果的に回復が遅れてしまう事もあります。 まさに、私がそれでした。
そんな私もついに、やっと、回復しました。約2ヶ月、とっても長かった!
不安な休足期間をどのように過ごして、どんな経過をたどったのかを備忘録として記します。
怪我から復帰して初のタイムトライアルで記録更新
足を痛めてから走りたいのを我慢して、
「ウィメンズマラソンを気持ち良く走りたい!」その思いを糧に休足と筋トレを続けてきました。
2月に入ってやっとまともに走り出せて、同じ失敗を繰り返すまいと、ゆっくり慎重に練習を進めてきました。 そして先日、11月以来となる3ヶ月ぶりの5kmタイムトライアルでした。
しんどかったけど、充実した気持ちで走りきり、前回の記録を更新することができました。
何もしなくて記録を更新できたなんて事はもちろんなくて、このタイムトライアルは良い走りができる自信がありました。というより、良い走りをするのだという覚悟がありました。
そう思えたのも、走れなかった期間に積み上げていたものがあったからです。
故障して足を痛めた時こそ、コツコツ筋トレ
休足中は毎日続けていた筋トレ。
変化をあまり感じなくて地味な筋トレでしたが、タイムトライアルで真剣に走ってみて、上半身を真っ直ぐ維持するのに、体幹トレーニングと腕立て伏せを毎日続けた効果を実感しました。
痛めた膝が良くなってからはスクワットも取り入れて、着地の衝撃に耐える身体作りをしてきました。
こんな風に言葉にすると、すごくストイックに感じるかもしれませんが、スクワットは毎日30回だけ。腕立て伏せなんてたったの10回です。
気が向くと2セット〜3セットやる事もありましたが、がむしゃらに高い目標を作り過ぎなかったのが、よかったと思っています。
1人ではコツコツ地味な筋トレを続けることはできませんでした。
応援してくれたり、一緒に練習してくれたり、いつも素敵な方々に支えられてきたから今があります。私はとても人に恵まれているのですよね。ありがたいです!
関連記事:毎日ランニング筋トレを継続する「1ヶ月ランチャレンジ」挑戦する3つの理由
走力は一時的に落ちても回復する!
約2ヶ月間の休足期間を経て、完全に痛みがなくなったことを確認して走り出しました。
復帰後初回のランニングはペースも距離も決めずに、身体の様子を伺いながらそーっと走り出したのですが、すぐに息が上がってしまいました。 呼吸が乱れないペースに落とすと、もう歩いているのと変わらないくらいゆっくりペースです。
あまりの走れなさにまた振り出しに戻ってしまったのかと思うほどで、短い距離を走っただけで、切り上げました。かなり走力は落ちています。特に呼吸がすぐに乱れてしまう事に驚きました。
しかし、2回、3回と無理なく少しずつ練習を重ねていくと、徐々に回復していきました。
「復帰する時はゆっくり、少しずつ」というアドバイスに従い、焦って無理してペースをあげたりしなくても、だんだんと戻ってきます。
いくら筋トレをしていてもしばらく走っていないと、着地の衝撃に身体が耐えきれずにまた故障してしまう事もあります。 まさに、私が前回その失敗をしました。
少しずつ身体を慣らしながら戻していくのが、大切なのですね。
違和感がなくなるまで勇気を持って休もう
今回お伝えしたい事は、足の違和感を感じているのを気にかけて不安を抱えながら走っているのなら、勇気を持って走るのをストップしてみませんか?というご提案。
「誰しも、何かしらの痛みを抱えているもの」
痛みが全然取れない時には、そういうものなのかな…、私もこの痛みと今後ずっと付き合っていかないといけないのかな…、目指していた大会に出れなくなるかもしれない…と、しくしく残る違和感を感じながら不安にかられていました。
でも、違和感を抱えながら走るのって、全然気持ち良くないのです。
不安だった時に、「大丈夫!必ず痛みがゼロになる時がくる」と、先輩ランナーさんに励まされました。 その方は、故障していたとは思えないほど颯爽と走っていました。
どんなランニングライフを楽しみたいのか? この先どんな風に走っていきたいのか考えたら、今どうするのが自分にとって最善かがわかりました。
回り道をした分だけ経験が増えるので、どんな選択も、間違いではないですよね。自分と向き合うことが大事、なのだと思います。
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