2019年3月10日に行われた名古屋ウィメンズマラソン。
ランニング歴1年6ヶ月の30代、5時間切り(サブ5)を目標にして挑戦しました。
足の故障でなかなか予定通りの練習がでませんでしたが、「走れなくてもフルマラソンを完走し、目標を達成したい!」と気持ちを切り替えて練習に取り組みました。筋トレばかりの毎日です。
覚悟を決めて楽しみながら練習できる日もあれば、本当にこれで完走できるのかと不安になったり落ち込んだりする日もありました。
周りの方の励ましやアドバイス、応援のおかげで、諦めずに最後まで目標に向かう気持ちを持ち続け、自己記録更新して目標を達成することができました。
この記事が、怪我をして悩んでいる方や、練習の走行距離に不安を感じている方の参考になれば幸いです!^^
- 名古屋ウィメンズマラソン2019の目標タイムはサブ5!
- 名古屋ウィメンズマラソン2019練習内容と走行距離
- 名古屋ウィメンズマラソン2019マラソン計画
- 名古屋ウィメンズマラソン2019直前の記録
- 名古屋ウィメンズマラソン42.195kmの全記録
- 名古屋ウィメンズマラソン42.195kmの応援ロード
- 打ち上げ!
- 名古屋ウィメンズマラソン2019で感じたこと
名古屋ウィメンズマラソン2019の目標タイムはサブ5!
私の初めてのフルマラソンは、名古屋ウィメンズマラソン2018です。
2017年9月に初めてランニングをしてから約半年の練習期間で、完走タイムは「5時間12分」。
そして2回目となる名古屋ウィメンズマラソン2019の目標タイムは、前回の記録を更新する4時間45分切り(サブ4.75)!
・・・と言っていたのですが、12月に親子で走ったホノルルマラソンで足を故障し、なかなか練習が再開できませんでした。
関連記事:マラソン大会で走れない!初めてのDNSで後悔している2つの失敗
同じ症状を経験した人に話を聞いたら、完治するのに1ヶ月程かかったと言います。
1ヶ月も・・・
それを知ったのが1月でウィメンズマラソンは3月。 これはもう、無理だなと思いました。PB更新はおろか、完走すらできないかもしれない…と、落ち込みました。
しかし、やはり諦めきれませんでした。
そして、思うように練習ができない中で無理な目標を掲げるより、これからも楽しくランニングを続けて行くために、目標を考え直しました。
新年会の時に書いた今年の目標は「筋トレを極めて…ウィメンズマラソン5時間」!! こうなったら足が治るまでとことん筋トレして、やれるだけの事をやってみようと思ったのです。
周りと比べず、自分のペースで挑戦できるのがマラソンです。故障で走れないことを言い訳にしないで、「走れなくてもPB更新できたらすごい!」と思ったら、この挑戦がとても楽しみになりました^^
名古屋ウィメンズマラソン2019練習内容と走行距離
親子でホノルルマラソンに向けて挑戦するために6月に練習を開始して、暑い夏の間は走るための身体を作り、すっかり涼しくなった11月に最長距離の15kmを走っていました。
そして12月、親子でホノルルマラソン完走できました。
自分のために名古屋ウィメンズマラソン2019に向けて練習を開始したのは、その後ですが・・・
ホノルルマラソンで痛めた足がなかなか治らず、思うように練習を進めることができませんでした。
ウィメンズマラソンに向けて走った走行距離を振り返ります。
12月ホノルルマラソン42.195km・故障
2018年12月9日に開催されたホノルルマラソンに出走し、小学生の息子二人と一緒に42.195kmを7時間かけて大冒険しました。
一週間休足してからウィメンズマラソンの練習をスタート予定だったのですが、足の甲を痛め、 治ったと思ったら膝を痛め、ホノルルマラソンを終えてからの12月走行距離は…0km。
こんな状態では目標タイムは達成できない… とやさぐれていましたが、年末には気持ちを入れ替え、筋トレに精を出し始めました。
1月走行距離13.4km・毎日筋トレチャレンジ!
走れない事ばかり考えていないで、目標タイムを達成するために今できる事を考えました。そして思いついたのが、昨年もやっていたランニング筋トレです。
走るために使う筋肉を育てようと、簡単な筋トレを1ヶ月間毎日続ける「1ヶ月ランチャレンジ」をお正月からスタートしました。
こうなったら走れなくても昨年の記録を更新するんだという熱意が湧いてきて、1ヶ月間毎日欠かさずやり続けました。
ランニング筋トレのメニューは3種類です。
- 体幹裏 30秒
- 腕立て伏せ 10回
- 足上げ 左右各30回
足の調子が少し良くなったなと思って走ってみたら、また膝の痛みが出たりして回復を遅らせてしまい、 着地衝撃に耐える筋肉も育てようと、途中から筋トレメニューを2種類追加しました。
- カーフレイズ 30回
- スクワット 30回
毎日5種類の筋トレを1ヶ月間毎日継続するなんて、相当ストイックな感じがしますが、部屋着のままで10分もかからないくらいなのでとても簡単で、負荷も軽いのです。
たくさん応援していただけて、おかげで楽しく1ヶ月間筋トレ継続できました。
2月走行距離119.3km・復活
名古屋ウィメンズマラソン本番もどんどん迫ってきて、走りたくて仕方なかったのですが、もう、ここまできて痛みをぶり返したら間に合わなくなると思い、完全に痛みが引くのを待ち、そろりそろりと足の調子を確かめるように、ゆっくり短い距離からランニングを再開。
久々に走ったら呼吸がすぐに乱れてしまい、走力は確実に落ちたのですが、全くの0になるなんてことは無く、徐々に回復していきました。
痛みがなくなってからも5種類のランニング筋トレは習慣になっていて、2月も毎日欠かさず継続しました。
地味でつまらない筋トレですが、効果を感じる日がついにやってきました。
2月中旬に行った5kmタイムトライアルでPB更新です!姿勢を保ちながらとても気持ちよく走ることができたのです。
毎日少しずつでも筋トレを続けると効果があるんだと実感しました。
最長ランニング距離は12km
1回で10km以上の距離を走ったのは12km、10kmのたった2回だけです。
1日の最長距離は14km。それも、9kmと5kmの2回に分かれていて、間にゆっくりお昼ご飯を食べていたので、連続して休まずに走った距離ではありません。
なので、今回のウィメンズマラソンに向けた1回の最長距離は12kmでした。
周りではハーフや30km走をこなしている方がたくさんいるのですが、足の故障から回復したばかりで、また怪我をしてしまうのを避けるため、これ以上の距離を走ることができませんでした。
月間走行距離100kmを超えたのは11月以来で、一回のランニング最長距離は12kmです。
1回で長い距離を走らなくてもきちんと積み上げていけるプロマラソンランナーが作ってくれたトレーニングメニューがあったので、「走れなくても、筋トレを極めてPB更新」できると信じて、できると自分に思い込ませていました。
とは言っても、これで本当に目標の5時間は達成できるのか、それ以前に、フルマラソンを完走することができるのか、とても心配していました。
3月走行距離4.7km・不安と不調
不安は判断を鈍らせます。
目標タイムを気にして、ペースを上げてトレーニングをしたら、膝に違和感を感じるようになりました。
せっかく時間をかけて治してきたのに、本番を間近に迎えたこの時期に…。
さらに3/5の朝ランで、2kmを過ぎたあたりからふくらはぎに異変を感じ、ランニングを中断しました。本番は5日後です。
3月に入ってから毎日のように朝方になると脚がつるようになって、終始ふくらはぎがパンパンに張って固くなっているような状態でした。
そんな状態で走っていたので、ふくらはぎがピーンと張って走り続けられなくなってしまったのです。
本番直前になって、不安から身体も心も緊張していたように思います。
それから本番までの5日間は全く走らず、これまで続けてきた筋トレとストレッチだけで過ごしました。
毎日ランニング筋トレ!連続80日
ウィメンズマラソン当日の3月10日までに、毎日筋トレを継続した日数は、12月21日から本番前日の3月9日までで、連続80日になりました!
- 12月:12日
- 1月:31日
- 2月:28日
- 3月:9日
毎日毎日、コツコツコツコツ。
- 毎日10回の腕立て伏せは、800回
- 毎日30秒の体幹は、2,400秒
- 毎日各30回の脚上げは、左右合わせて4,800回
1/26からやり始めた2つの筋トレも、コツコツとやったら、
- 毎日30回のカーフレイズは、1,290回
- 毎日30回のスクワットも、1,290回
すごい回数だ!!!
実際には1セット以上やっている日が多かったので、これ以上のものが積み上がっているのです。
連続していないそれ以前の日数も含めたら、もっと、ずっとたくさん。
最初はべちゃっとお腹がついてしまった腕立て伏せですが、膝をついて10回はなんとか形になるくらいまで、できるようになりました。
名古屋ウィメンズマラソン2019マラソン計画
毎回とても迷うのがマラソン計画です。
焦ってハイインすると後半失速してしまうと、耳にタコができるほど聞いています。
「ハイインは敗因です!」
これを頭に入れて、アドバイス通りに、欲張らず、身体の状態に合わせた無理のない計画を考えます。
基本ペースをもとに目標タイムを計画する
フルマラソンのペースを決める時に目安となるのが、おしゃべりを続けながら呼吸が乱れずに走り続けられる「基本ペース」が大切だと教わっていました。
私の基本ペースは1kmあたり6分45秒くらい。
仮に42.195kmを6分45秒ペースで走り続けたとしたら、完走タイムは4時間44分48秒。
目標タイムのサブ5に15分も余裕があるので、スタート後の混雑やお手洗いの時間も確保できます。さらに、5kmごとの給水や補給食に「1分×8回」使っても余裕があります。
基本ペースは6分45秒を切らないように気をつけながら、給水は焦らずゆっくり水分補給をして、4kmごとにある仲間の応援ポイントではハイタッチして力をもらい、35kmを過ぎたら残りは気持ちよく走ろう!
という計画を立てました。
数字だけでなく、身体の状態も計画に入れるのがポイントです。
最悪の場合も想定していて、足の痛みが出て走り続けられなくなった時は、リタイアすることも考えに入れておきました。
補給食も計画的に
補給食のタイミングも事前に計画して、エナジージェル4種類と、アミノ酸2種類をマラソンEXPOで購入しました。
0km(スタート30分前)
スタート30分前に摂るメダリストとアミノ酸。メダリストの案内を忠実に守る。
10km
味で選んだメダリスト。甘過ぎず、多少食感があるから好きです。
20km
30km
マグネシウムだけじゃなくてカフェインも入っているマグオンで、後半の気合いを入れる作戦。 息子一番お気に入りの梅味。
35km
マラソンEXPOでお兄さん一押しのアミノ酸。「これで最後のラストスパートが全然違うよ!」と、テンション高めでオススメされて試してみることに。
名古屋ウィメンズマラソン2019直前の記録
マラソン大会の雨対策
名古屋ウィメンズマラソン2019は、天気予報に振り回されました。
1週間前に開催された3/3の東京マラソン2019でも雨が降っており、棄権するランナーもたくさん出たと聞きました。
名古屋ウィメンズマラソン開催1週間前は100%雨予報が出ていたので、雨対策で防水スプレーやカッパを用意しました。
ところが、徐々に天気予報が変わり、3日前には晴れマークが出ている天気用法もありました。こなら何とか大丈夫かと思ったら、直前になってまた雨予報…。
もう、雨でも晴れでもどちらになってもいいように、対策だけは整えました。
- ウェア、タイツ、靴に防水スプレー
- スタート前待機用の100均カッパ
- 寒さ対策にホッカイロ(お腹・足)
- 持ち物に薄手のウィンドブレーカーを追加
身体と心のコンディション
ウィメンズマラソンまでに2kg減量を目標にしていたのに、年末年始から美味しいものをたくさん食べ、バレンタインにチョコレート食べたら食欲が止まらなくなってしまい、さらに足の不調で走れなかったことも重なって、みるみる増えた体重…。
最後の1週間でやっと本気になったものの、結局1kgしか落とせず。
メンタル面では小心者ぶりを発揮して、不安や弱さを周りに相談して、心を落ち着かせます。こういう時に仲間がいてくれて有り難いなと思います。
前日にゼッケンを受け取ると、ドキドキしてもうどうにかなってしまいそうですが、本番に強いんです。そう思っていると、緊張感が楽しくなってやる気が出てきます。
このタイミングでやっと、もう覚悟を決めるしかないなと。
起床からのスタートまでのタイムスケジュール
ウィメンズマラソン当日、起床からスタートまでのタイムスケジュールをざっと書き出してみました。
今年は息子2人が応援してくれると手を挙げてくれたのですが、早起きが苦手でなかなか起きてくれなくて、なんだかバタバタした朝でした。
スタートの3時間前には朝食を食べ終えていることがポイントです!
- 4:00 起床 眠すぎてぼーっとする
- 4:20 着替え・日焼け止め・ワセリン・テーピング
- 4:30 朝練習する予定が未実施
- 5:00 息子を起こす(しかし起きない)
- 5:10 朝食 レーズンパン・苺・バナナ・野菜オムレツ・ヨーグルト (息子まだ起きない)
- 5:40 身支度(息子全然起きない)
- 5:45 息子起床(やっと!!)
- 6:10 家出発
- 7:00 ナゴヤドーム前に集合して仲間とエイエイエオー!
- 7:25 おにぎり(ゆかり)を食べる、走る格好になり荷物を袋にまとめる
- 8:00 荷物預け
- 8:10 トイレ
- 8:20 整列
- 8:25 オープニングセレモニー
- 8:40 スタート30分前 補給食・アミノ酸を摂る
準備体操したり写真撮ったりソワソワ
- 9:00 スタート地点に移動
- 9:10 名古屋ウィメンズマラソンスタート
名古屋ウィメンズマラソン42.195kmの全記録
スタート〜5km
スタートの号砲とともに、走り出します!
この時のドキドキ感がたまらなく好き。これから始まる42.195kmの道のりが楽しみで、胸が高鳴ります。
マラソン計画で立てていたペースは、混雑を考慮してスローインの1km7分ペースだったのですが、気づくと周りの勢いに流されていました。
沿道の応援も賑やかで、「わーい!」と楽しんでいたら、3km付近で既に膝に違和感が…
これからの長い道のりを考えて心を落ち着け、呼吸が上がらないように6分45秒の基本ペースを守って走ろうと、冷静になりました。
4km地点で応援してくれていた息子2人。
見つけてハイタッチすると、アーモンドをくれたので1粒。 後半になってから出してもらうはずだったけど、走って追いかけてきて渡してくれるものだから嬉しくて^^
元気が出ました!
5km〜10km
5km地点の給水所は、特に喉が乾いていることはありませんでしたが、給水は忘れずに取ります。落ち着いて水を受け取り、歩きながら口に水を含みます。
天気予報より早く、この頃にはもうすでに雨が降り出していました。膝の違和感を感じつつも、5km毎に再スタートに気持ちで、距離を刻んで行きます。
10km〜15km
10kmの給水所で最初の補給食を摂りました。
補給食を走りながら食べると息苦しくなってしまって疲れてしまうので、歩きながら落ち着いて食べます。
約1分ほどかけてゆっくり食べながら股関節をほぐすように歩いて、水を飲んで口の中をスッキリさせてまた走り出します。
15km〜20km
だんだん足が重くなってきますが、まだ大丈夫。
給水所では、約1分ほどかけて歩きながら水を飲んでいるので、毎回ラップタイムが落ちますが、計画通りなので特に焦ることもありません。
どこかで一度お手洗いに行きたいので、「トイレ」の表示があるたびに様子を伺っていましたがたくさんの人が並んでいます。
前半は混雑していることが多いので、あまり焦らず気長に探していたら、待っているのが2人しかいないお手洗いを発見!あまり時間のロスすることなく済みました。
待っている間は屈伸をして、足を止めないように気をつけます。
20km〜25km
20kmの給水所で補給食を摂りました。
ハーフマラソンのゴール地点もあり、ものすごい勢いでラストスパートをかけ、ゴールゲートをくぐり達成感を感じているランナーがとても羨ましい!
やっと半分ですが、また気持ちを切り替えて再スタートです。だんだん辛くなってきましたが、この道を折り返した地点に息子の応援隊がいると思うと気持ちが入りました!
24km地点では息子が応援してくれていて、アーモンド3粒と半分にカットした苺大福をいただきました。嬉しかったなあ。
苺大福は次の給水所まで握りしめて走っていたので、ほんのり温かくなりました(笑)
25km〜30km
ああ、辛い。膝が痛んで足が上がらなくなってきました。
これまで維持してきた基本ペース6分45秒を維持するのが難しくなってきました。下り坂が辛くて、身体がブレーキをかけようとしてしまうのが、膝に余計に負担がかかっているような…
名城公園の救護所でエアスプレーをかけます。
雨も降ったり弱まったりしながら、ずっと降り続けていました。ウェアが濡れると、後半にもし走れなくなったら身体が冷えてしまうと思い、持っていたウィンドブレーカーを着たり脱いだりして調整しながら走っていました。
先輩ランナーから教わった「雨は天然のエアサロです」という言葉を思い出すと、ミスト状の雨が心地よく感じるのだから不思議です。
30km〜35km
やっと30km。
昨年はお腹がいっぱいだったので補給食を摂らないままゴールを目指して、40km手前で脚をつって痛く悔しい思いをしていました。
脚つり予防に効果があるマグネシウム入りのマグオンを30km手前で摂りました。 カフェインが入っているのも、レース後半にいいとアドバイスいただきました。
ジェルを優先して先に食べてから、仲間が用意してくれていた私設エイドを思う存分堪能しました。
柑橘類などのフルーツがとても嬉しくて、エアサロもたっぷり噴射していただきました。ありがとうございます!
膝の痛みの波も間隔が短くなってきて、止まると痛くてまともに歩けない…。
足も重くて、落ちるペースをなんとか維持するのがギリギリの状態でしたが、おかげで元気をもらって、名城公園前の上り坂もなんとか走って通過できました。よし。
35km〜ゴール
35kmの給水所で、マラソンEXPOのお兄さん一押しのアミノ酸を摂り、最後まで走り切るぞとスイッチを入れ替えました。
ここまで来れたのならもう完走できる!何もセーブすることなく走れる!と思うと、無性に元気になってきました。でも焦らずに、膝の様子を伺いつつ前に進みます。
2月のタイムトライアルで一周するたびに息子から「笑顔!」と言われたことを不意に思い出し、ラスト5kmは、今できる精一杯の走りでタイムトライアルをしようと思い立ったのです。
フォームが良くなったからなのか、膝の痛みを感じることもなく、徐々にペースを上げながら気持ちよくゴールゲートをくぐることができました。
完走!
ゴール
ドームに入ってゴールに向かうレッドカーペットの道は、眩しくてキラキラ輝いて見えるのです。この達成感がたまりません。
完走タイムは4時間46分10秒(ネットタイム)でした。目標としていた5時間以内(サブ5)で完走です。
ゴールゲートを抜けて歩き出した途端に、膝の痛みで足が止まってしまいました。
雨で身体も髪も濡れていたので、すぐに冷えて寒くて仕方ありませんでした。
名古屋ウィメンズマラソン42.195kmの応援ロード
名古屋ウィメンズマラソン2019は、4km毎にランニング仲間の応援がずっと続く、なんとも有り難い42.195kmでした。
応援してくれる仲間の笑顔とハイタッチが、とてもつなく元気を分けてくれます。
これまでの練習の過程を知ってくれている仲間の声かけ一つ一つが、奮起させてくれました。
「この先に仲間の応援がいる」と思うと、辛いときも足を前に進めることができました。
仲間の顔を見たら嬉しくて、目がジワっと熱くなりました。
雨で身体も冷えているはずなのに、そんな様子は少しも感じさせず、大きな声で応援してくれる姿に、何度も何度も励まされました。
打ち上げ!
打ち上げは、懸命に走った人、応援に尽力してくれた人、お世話になったコーチ陣などたくさんの仲間が集まります。
顔を合わせてお礼を言えたり、健闘を称えあったり、今後の抱負を語り合ったりできて、打ち上げでの交流が大好きです!
集合写真を見ると、みんな最高に輝いた笑顔をしています!
マラソンって本当に不思議。
一人一人が各自ゴールを目指して走るのに、なぜこんなに一体になれるのでしょうか。
打ち上げのオープニングは、つい数時間前に撮ったばかりの写真スライドショーから始まりました。
BGMは「continue」
負けたら終わりじゃなくて
やめたら終わりなんだよね
どんな夢でもかなえる魔法
それは続けること
苦しみ 悲しみ その先見える光
自分の道 ずっとずっとコンティニュー
自分と向き合い、仲間を想い、応援し、応援され、走る。 マラソンの魅力にハマっております。
名古屋ウィメンズマラソン2019で感じたこと
走る人も、応援する人も愛で溢れているている名古屋ウィメンズマラソンで、とても幸せな時間を過ごさせていただきました。
挑戦に不安はつきものです。 できるかできないか分からないんですもの。
「やってみたい!できたら嬉しい!」その気持ちでスタートしたのだけど、直前になると、できないかもしれない…って思ってしまうんです。
- 緊張する
- 不安になる
- あれもやっておけばよかったと後悔する
そんな気持ちになるのは当たり前。
できることをやってきたのなら、このやり方で良かったのか確かめたらいいのだと思う。今回がダメならまた違う方法でやったらいいのだと思う。
「失敗なんてない」「今の力を試してみよう」
そんな風に思えるようになるまでに、私はステップが必要で、時間がかかるのだなあ。
2回目のウィメンズマラソンを通して自分のスタイルが少しわかったような気がします。
本当に、ありがとうございます!!!
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