夕焼けを見ながらランニングをしたら気持ちいいだろうな。
ランニングを始めた理由の1つがリフレッシュする事で、その時々の季節や自然を感じられる場所を探して走るのが楽しみの1つでもあります。
休日の夕方に時間ができたので、絶景を期待して、日没のタイミングに合わせて夕陽を眺めに走りに行きました。
簡単そうに思えるのですが、恥ずかしいことに失敗してしまいましたので、次回リベンジするためにも日没夕焼けランのポイント4つを押さえておこうと思います。
日没時刻を調べて行ったのに失敗した夕焼けラン
インスタグラムやツイッターではよく、日の出や日没の写真をアップしている方がいて、空いっぱいに広がる太陽の光がグラデーションになっていてとても美しいのをよく拝見しておりました。
私もタイミングさえ合えば夕焼けを見に行きたいと思っていたのですが、秋も深まり日毎に日没時間が早まっていて、仕事を追えた頃にはもうすっかり暗くなっています。
ある休日、家の用事を追えるとぽかりと空き時間ができました。これはチャンス!と思い、以前から見当をつけていた場所に向かってランニングに出かけることにしました。 Googleさんに日没時間を教えてもらい、いつもの自分のランニングペースで走ったらちょうど目的の場所に到着するようなルートを決めて出発しました。
太陽が西に傾いていくのを確認しながら、気持ちよくランニング。
秋晴れの空、風はカラッとして心地よい涼しさで色づいた葉を揺らします。あー、いい気持ち。
いつものランコースから外れて、今回は少し高台の方へと進み、上から太陽が沈む瞬間を捉える予定です。
秋を堪能しながらしばしランニングを楽しんで、角を曲がって西の方角を向くと、いつの間にか太陽がだいぶ下のほうに沈みかけています。少しのんびりし過ぎてしまったようです。沈む夕陽を追いかけたのですが、太陽のラストスパートの追い上げが凄まじいんです!
「待ってー!!」
懸命に追いかけますが、高台へ向かう道なので坂がキツイ!ペースも上がらない!息を切らしながらポイントに到着するも、寸前のところで間に合わず。
太陽が沈む瞬間を捉えることができませんでした・・・。
日没夕焼けランを確実に成功させるための4つのポイント
時間もルートも確認して挑んだ日没夕焼けランですが、惜しくも日没の瞬間を逃してしまいました。
もっと速く走れたら、もっと近道を通っていれば… と残念でなりませんが、 次回リベンジのために夕焼けランの4つのポイントをまとめておきます。
- 地域を絞って日没時間を調べ
- 余裕を持ったランニングコースで
- 西方面を望める場所に
- 日没時刻15分前には到着する
一番重要なのが、日没時間の15分前には到着しておく事です。
なぜなら、日没時刻は太陽の縁が地平線の下に沈んだ瞬間の時間だからです。
おわかりになりますか?
地平線の下に完全に沈んでしまう時間に合わせて行ったら、日が沈む瞬間は見えないんです(涙)
しかも私が選んだ場所は海のように地平線が見える場所ではなく建物や木々がある場所なので、太陽が見えなくなる時間はもっと早いんです(涙)
少し考えればわかることなのに、プランの立て方が甘すぎる。うぅ・・・。
到着時間は10分前でもいいかなと思ったのですが、もう失敗したくありませんから、15分前には着くように行こう。
今回は日の沈む瞬間は捉えられませんでしたが、この日の夕焼けは色づき始めたばかりのイチョウの葉のような優しい色をしておりました。秋晴れの眩しい青空から色を落としていく様子は、とても清々しくて気持ちの良い風景でした。
登った甲斐がありました。
段々と橙色に濃く染まっていく空を背に、満たされた心で家へと帰りました。
初めての夕焼けランは失敗してしまいましたが、また次の楽しみが出来ました。気持ちよかったー!
夕陽を追ったランニング記録
タイム 36:38
走行距離 5.69km
平均ペース 6’26"
ただ走って汗を流すだけでも気持ちがいいのに、そこに絶景が加わったらそれはもう・・・最高でしょう。
まわりが見渡せる場所に辿り着くには、最後に坂道と階段があり、絶景のためならもちろん全力で駆けあがる!…という気持ちはあるのですが、身体がついて行かず。ひーひーハーハー言いながら、どっこいどっこい階段を登りました。
こんなんだから日没にも間に合わないのですね。
登り終えて目の前に広がった夕焼けは本当に素敵で、心が満たさて、晴れやかな気持ちになりました。写真から伝わるでしょうか。
日没夕焼けランの再挑戦もしたいし、朝日を眺めるランニングもしたい。まだまだ楽しみがたくさんあって、嬉しくなります。