そのランニングフォーム、間違っていませんか?
ランニングスクールでは、言葉での説明と実際の動きを見せてもらって、その場で実践してランニングフォームを教えてもらっているのですが、勘違いして捉えていた事がいくつもありました。
教え方はとても丁寧で、正しい言葉で伝えてくれているのに、思い込みや勘違いをしてしまっていたのです。
じっくり聞いて、しっかり見ていれば間違える事なんてないはずなのに…
前回のランニングスクールで実際に走り方を見て指摘してもらえたので、気付く事ができました。間違ったフォームのまま覚えてしまわなくて、本当に良かった。
私のように初歩的な勘違いする人は少ないかもしれませんが、備忘録として残しておきます。
「あし」と言われて思い浮かべる箇所はどこ?
「あしを上下に動かしましょう」と言われた時に、「あし」のどの部分をイメージしますか?
あし、足、脚・・・
「あし」と一言で表現されますが、太もも、ひざ、すね、ふくらはぎ、足首、足裏、足の甲、かかと、足指、この全てが「あし」ですよね。
私が大間違いしていたのが、「足を上下に動かしましょう」と言われたた時に、ひざの位置を上下に動かすイメージを持ってしまっていました。 一度も「ひざを上下に動かす」と言われたわけでもないのに、勝手に勘違いしていたのです。
間違ったイメージで一生懸命ひざを上下に動かしてトレーニングしていました。
正しい「足」とは、どこなのでしょう?
足と脚の漢字、意味の違いがあることを理解していませんでした。
- 足:くるぶしの下から足の裏側まで
- 脚:付け根から下肢全体
今まで間違った使い分けをしていました。ごめんなさい。
正しい「足を上下に動かす」動作は、身体のラインに沿って、くるぶしから下の部分を上下に動かす事です。 無理に膝を高く上げる必要はないのです。
言葉の受け止め方を間違えると、全然違ったフォームになってしまいます。だから無理な力が入って、ぎこちない走り方になっていたのですね。
つま先から着地するのは、つま先だけで着地するのとは違う
着地の衝撃を受けにくくするために、かかとではなくつま先から着地しましょうとアドバイスされました。そのアドバイスをもとに一生懸命練習してきたのですが、何か勘違いしていたようです。
かかとから着地しないように意識するあまり、かかとをなるべく地面に着けないような、つま先走りの変なフォームで走っていました。 つま先だけで走るように言われた訳でもないのに…。 普通に考えたらわかりますよね!?間違っているって気付きますよね。
だからランニングした後に、足首周りやふくらはぎの疲労から、ひねってもいないのに足が痛くなっていたんですね。
自分ではつま先だけで走っているつもりはなかったのです。フォームを見てもらって、「足首やふくらはぎが疲れない?かかとまで地面に着けてもいいんですよー」と指摘してもらって気付く事ができました。
フォーム改善は意識する程度で
私はとてもバカ真面目なところがあって、言われた事はしっかりと守らなければと、一生懸命にフォームを変えようとしていました。その為、一つ一つのポイントに力が入って、大げさな動きになっていたのです。
一生懸命 足を上下に動かして、
一生懸命 足の付け根から前に進んで、
一生懸命 上体を起こしていました。
全ての動作がバラバラで、固くなりすぎていたんです。
大げさに捉え過ぎずに、少し意識する程度でもフォームは変わります。
少しずつポイントを意識して、全てのバランスが合って調和が取れた状態が、正しいランニングフォームになるのだということに、やっと気が付きました。
気付いたからって、すぐに出来る訳でもないのですが…。
疲労が抜けないので休足日
タイム 00:00
走行距離 0.00km
平均ペース 0'00"
日曜日ランニングスクールで4km走った疲労が抜けないので、休足日です。
身体はガチガチ、動きはガタガタ、頭はフォームの事を考えてグルグル…
こんな状態で走ったものだから、身体に負担がかかっていたのかもしれません。 もっと力を抜いて取り組んだらいいのに、つい気合が入って力んでしまうんですよね。
スクールの皆さんは上手に走れていて、とてもかっこいいフォームになっていました。私も頑張るぞ!ってなると、力んでしまうからいけませんね。
頭も身体も柔軟に、しなやかに走ることを目指します。