マラソン大会があると、沿道にはたくさんの方がランナーに声援を送っています。
なぜ、見ず知らずの他人を応援するのだろう?と、以前は全く理解できませんでした。
やってみないとわからない事ってありますね。 今では、応援が大好きです!
走れなかった春日井マラソンで応援!
新年最初に予定していた10kmのレースをDNSしました。
準備運動をしてスタートラインにつく友人を見送る時、自分の中で割り切ったつもりでいましたが、やっぱり少し残念な気持ちになりました。
しかし、スタートの号砲がなるとものすごいスピードの先頭集団に圧倒され、そんな気持ちもすぐに吹き飛び、今日はとことん応援しよう!そう決めました。
マラソンの応援で心が通じる瞬間が好き
私はゴールまで残り1kmほどの地点で応援していました。
ラストスパートをかけて頑張っている方もいれば、もう辛くなっている方もいます。 「がんばってください!」「もう少しでゴールですー」 と声をかけます。
何百人ものランナーが目の前を通り過ぎていきますが、私は結構、一人一人に向けて声をかけています。 見ず知らずの方々なのですが、応援の押し売りです。
でも時に、目があう事があって、その瞬間に「ありがとう」を感じる時があります。目は合わなくとも、その表情から、私の声を受け止められたのを感じる時があります。
実際にはそうではないのかもしれないけど、私にはそう感じとれて、とても嬉しくなります。
何だか、通じ合った感じかするのです。
懸命に走っているその表情が一瞬和らぐの。 和らいだような気がするのです。
それを見た私の心は、ほんのり暖かくなります。
自分が好きで応援してるのに、感謝される
春日井マラソンは知り合いも何名か走っていて、ゴールした後に晴れやかな顔をして笑っている姿を見ると、とても嬉しくなります。
人が一生懸命になっている姿って、どうしてあんなに素敵なのでしょうね。それを見ているだけで、「私もがんばろう」と元気をいただけます。
それだけじゃなく、私の顔を見るなり「応援してくれてありがとう!」とおっしゃるのです。
そんな時思うのが、「こちらこそ”ありがとう”です!!」
走りたくて走っている人、応援したくて応援している人、何も相手のためを思ってしているわけではないのに、お互いに感謝し合える不思議な現象が起こるのです。
面白いですね!
ということで、春日井マラソンで私は存分に満たされたのでした。
応援するって、幸せです。
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